木は本来非常に耐久性の高い材料として知られています。木の耐久性を引き出す最大のポイントは湿気対策にあります。一般に、含水率が高い状態が長く続くと、木を腐らせる腐朽菌が生育を始めると言われ、シロアリも湿気にさらされた木を好むという傾向があります。しかし、十分に乾燥させた材料を使って建て、湿気を上手にコントロールできれば、木造住宅はいつまでも安心して暮らすことができるのです。
壁内、小屋裏に加え、もうひとつ重要なのが、床下の地面から立ち上がってくる湿気への対策です。まず、基礎を地盤面から40cm以上の高基礎とし、床下換気口または基礎全周換気工法を採用することで、床下の通気性を確保。さらに、床下全体に防湿フィルムや防湿コンクリートを施行し、床下を乾燥した状態に保っています。また、高基礎は木部への雨水の跳ね返りを防ぎ、耐久性を高める効果もあります。
地盤から1m以内の木部と床下地盤全面に防腐・防蟻処理を施します。